アコムのビジネスローンは個人事業主でも審査に通る?必要書類や在籍確認についても解説

アコムには個人事業主向けのビジネスローンがあり、迅速な審査で使い道が自由なお金を借りられます。
カードローンタイプのため、契約しておけばお金がピンチのときでもすぐに資金調達が可能です。
一般的に個人事業主はローン審査が厳しい印象があるため、申込先を迷っている人は少なくありません。
本記事では、アコムの個人事業主向けローン「ビジネスサポートカードローン」について詳しく紹介。
審査のポイントや必要書類のほか、在籍確認についても解説します。
アコムは個人事業主向けのビジネスローンを用意している
アコムは個人事業主向けに「ビジネスサポートカードローン」を用意しており、小規模な自営業者やフリーランスでも申し込みやすいです。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 申込条件 | 20歳以上72歳以下 業歴1年以上 法人化していない事業の代表者 |
| 資金使途 | 自由 |
| 限度額 | 1万円~300万円 |
| 金利 | 12.0%~17.9% |
| 担保・連帯保証人 | 不要 |
年齢のほかに、業歴1年以上と非法人が申込条件となります。
法人化している人は社員が自分一人でも申込対象外で、アコムではビジネスローンが利用できません。
生活費が足りないのであればアコムの個人向けカードローンに申し込みましょう。
事業資金用にビジネスローンを利用したいなら、アイフルのグループ企業が運営するAGビジネスサポートは法人も申し込めます。
限度額は1万円からと少額融資にも対応しているため、少額だけお金が必要なときにも便利です。
アコムのビジネスサポートカードローンは資金使途が自由です。
事業用としてだけでなく生活費の借り入れも可能で、限度額の範囲内で繰り返し借り入れができます。
申し込みの都度用途の申請が必要なビジネスローンとは違うため、収入が不安定でも資金繰りを安定させやすいです。
ビジネスサポートカードローンには、自由な使い方ができる以外にも以下の特徴があります。
- 最短即日でお金を借りられる
- 総量規制の対象外で年収の3分の1以上借りられる
審査に時間がかかるビジネスローンが多い中、アコムのビジネスサポートカードローンは最短即日融資に対応しています。
事業者向けのため、総量規制の対象外となるのも大きなポイントです。
アコムの一般向けカードローンとの違いもまとめました。
カードローンタイプで最短即日利用可能
ビジネスサポートカードローンは、個人事業主の利用に特化したカードローンです。
最短で申込当日中に審査が完了し、即日融資にも対応。
審査体制は一般向けカードローンと同じで、土日祝日の融資も可能です。
借り入れや返済はアコムの公式アプリで管理でき、急ぎで資金調達が必要なら契約後すぐにお金を借りられます。
口座にお金が必要なら、アプリやWebのマイページから振込融資を利用しましょう。
すぐに現金を用意する必要があるなら、スマホアプリを利用したスマホATM取引が便利です。
ローンカードを発行しなくても、QRコードの読み取りだけでATMの操作ができます。
対応しているのはセブン銀行ATMとローソン銀行ATMです。
メンテナンス時間を除いてほぼ24時間いつでも利用できるため、急ぎで現金が必要なときに利用しましょう。
ビジネスローンは1回借りて返済のみ続くものが多く、資金不足のときに臨機応変に対応しにくいです。
アコムのビジネスサポートカードローンは1回借りて終わりではなく、必要なときに限度額の範囲内で繰り返し借りられるのが特徴。
お金が足りなくなるたびに申し込んで審査を受ける必要はありません。
カードローンタイプは、利便性重視のビジネスローンを利用したい人に向いています。
事業用ローンは総量規制対象外だから年収の3分の1以上借りられる
アコムのビジネスサポートカードローンは、総量規制の対象外となるため年収の3分の1以上の借り入れが可能です。
個人事業主向けの貸付は総量規制の例外貸付にあたります。
申告上の所得が低くなりがちな個人事業主は、総量規制対象の貸付では融資可能額が少ないです。
申告する所得が少ないと、一般的なカードローンでは希望額を借りられない可能性があります。
ビジネスサポートローンは使い道が自由で、事業用としてだけでなく不足する生活費にも利用可能です。
個人事業主で申告している所得が少ない人は、アコムのビジネスサポートカードローンに申し込みましょう。
アコムの個人向けカードローンとの違いは?
個人事業主がアコムを利用するとき、ビジネスサポートカードローンと個人向けカードローンは以下の点で違いがあります。
- 限度額の上限
- 総量規制の対象かどうか
- 必要書類
ビジネスサポートカードローンの限度額上限は300万円で、一般向けカードローンの最大800万円の半分以下です。
しかし、カードローンで800万円借りるには年収が最低でも2,400万円必要で、初回申込で審査に通る金額ではありません。
年収を低めに申告しているなら、ビジネスサポートカードローンのほうが希望する金額で借りられる可能性があります。
収入証明書類の提出は希望額に関わらず必須です。
本人確認のみでお金を借りたいなら、通常のカードローンのほうが向いています。
途中でビジネスサポートカードローンに切り替えもできるため、申し込みやすいほうを選びましょう。
アコムのビジネスローンで必要な書類と審査ポイント
アコムのビジネスサポートカードローンは、一般向けカードローンとは違う観点で審査を行います。
ビジネスサポートカードローンを利用するには、数万円程度の希望額でも収入証明書の提出が必要です。
しかし、アコムは原則として電話での在籍確認を行っていないため、自宅や事業所への電話は心配ありません。
返済能力の調査は、主に提出する確定申告書類や他社借入をもとに行います。
総量規制対象外とはいえ、返済能力が認められなければ融資は受けられません。
個人事業主でお金を借りたい人は、審査ポイントをよく確認してから申し込みに進みましょう。
収入証明書類は最低でも確定申告書(第一表)が必要
アコムのビジネスサポートカードローンは、申し込むときに最低でも以下の書類が必要です。
- 直近1期分の確定申告書(第一表)
- 本人確認書類
本人確認書類に加えて、1期分の確定申告書(第一表)の写しも必要です。
確定申告書を税務署窓口で提出したときは、収受印を押印してもらった控えの画像を取り込んで提出しましょう。
e-Taxから電子申告を行った人は、受信通知と確定申告書のデータが写し(控え)となります。
まだ起業したばかりだったり利益が少なかったりして、確定申告をしていない人は申し込めません。
年度途中に開業して確定申告をした人でも、業歴1年以上の条件が満たせなければ申込対象外です。
業歴や収入証明書提出の条件が満たせない人は、個人事業主向けではなく一般向けカードローンを選びましょう。
本人確認書類は、アコムの一般向けカードローンに申し込むときと同じものが必要です。
以下いずれか1点、用意できるものを選んで提出しましょう。
- 運転免許証
- マイナンバーカード
- パスポート(2020年2月3日までの発行分)
- 資格確認書
記載の住所が現住所と違う人は、住民票の写しか公共料金の領収書をあわせて提出する必要があります。
必ず有効期限内のものを用意し、写真を撮って提出するときはピンボケや光の反射がない鮮明なものを選びましょう。
100万円超の借り入れを希望する人は、確定申告の種類により以下いずれかが必要です。
- 青色申告の人:直近1期分の青色申告決算書(写し)
- 白色申告の人:直近1期分の収支内訳書(写し)
確認項目が多くなるため、100万円以下で申し込むときより審査時間は長引きやすいです。
最新の書類が不足なく用意できているか確認し、誤りなく収入証明書類の提出を済ませましょう。
アコムでは勤務先への在籍確認の電話は100%行わないとしている
アコムのカードローンは、電話での在籍確認を行っていません。
いかなる場合でも勤務先に電話をしないと断言しており、ビジネスサポートカードローンでも対応は同様です。
自宅や経営している店舗に電話はかかってこないため、家族や従業員にアコムの利用がバレる心配もありません。
手続きの都合で自分の携帯電話に連絡がある可能性はあるため、審査が終わるまではいつでも出られるよう準備しましょう。
審査では業歴や事業所得から安定収入の有無を確認
審査では、毎月継続して返済を続けられるかが重要視されます。
業歴が短いと事業が継続できるか判断が難しく、事業所得が少なければ多額の融資は難しいです。
業歴が長ければ安定した経営を続けられている証拠となり、収入が不安定になりがちな個人事業主には強いアピール材料となります。
事業所得は融資可能額の判断に直接影響するため、少なくとも赤字決算で多額の融資は期待できません。
アコムのビジネスサポートカードローンは審査で面談を行っておらず、書面や信用情報で確認できる情報のみで審査通過の可否を判断します。
審査の過程で、個別に事情を確認したり事業計画を聞いたりする段階はありません。
節税のため経費を多くして所得を低く申告していると、審査で不利になる可能性があります。
事情があって直近1年分の申告所得が低い人は、少額融資なら収入証明書が不要の一般向けカードローンに申し込みましょう。
個人向けカードローンの利用も他社借入としてカウントされる
ビジネスローンとはいえ、個人でカードローンやキャッシングの借り入れがあると審査に大きく影響します。
他社借入の金額や件数が多いほど、新たにお金を貸す側は慎重になりがちです。
事業が個人名ではなくても、申込者の信用情報は審査のときに確認されるためです。
信用情報照会では、他社借入額だけでなく返済状況や遅延なく支払いが行えているかも確認します。
過去に支払いや返済が大幅に遅れた履歴が残っていると、審査は厳しくなりがちです。
現在支払いが遅れているローンやクレジットカードがあるなら、新たな借り入れを増やしても返済できる能力はないとみなされます。
事業用のローンであっても、信用情報の傷が見逃されることはありません。
普段から支払いや返済は期日を守り、信用情報に傷がない状態を保ちましょう。
総量規制対象外だが借入希望額は最小限にとどめる
アコムのビジネスサポートカードローンは総量規制対象外ですが、上限なしで借りられるわけではありません。
提出された確定申告書類を参考に、返済可能な範囲内で融資額を決定します。
返済能力が乏しいと判断されれば、希望額より大きく減額された限度額でしか審査に通らない可能性も。
総量規制まで大きく余裕のある希望額で申し込んでも、返済能力が認められなければ審査には落ちます。
すでに個人の借り入れが総量規制ギリギリの金額なら、借り過ぎと判断されて審査は厳しくなりやすいです。
すでに総量規制を超える借り入れがある人は、ビジネスサポートカードローンに申し込む前に電話をするよう記載があります。
希望額との現在の借入金額合計が総量規制を超える人も、念のため申込前に電話確認をしましょう。
事業用の融資は総量規制の対象外となるものの、毎月の返済はあるため審査への影響はあります。
アコムの個人事業主向けローンは審査が甘い?審査通過率や難易度をチェック
ネット上には、「アコムの個人事業主向けビジネスローンは審査が甘い」とする噂もあります。
アコムはノンバンク系で融資スピードも早いですが、ビジネスローンでも決して甘い審査は行っていません。
アコムのビジネスサポートカードローンについて、以下の点から審査難易度を評価しました。
- アコムが公表している審査通過率
- 金利
- 信用情報
アコムでは新規申込者の審査通過率を公表しており、平均値と比較すると審査難易度の目安が分かりやすいです。
ローンの金利は低いほど審査難易度が高くなりやすい傾向があります。
自身の信用情報も審査に大きく影響し、個人事業主としての業績が良くても信用状態が悪ければ審査落ちしやすいです。
審査通過率は個人向けローンも含めて40%弱でやや高めの水準
アコムでは、担保や保証人なしの個人向けカードローンの審査通過率を公表しています。
同じく個人事業者向けカードローンを提供しているアイフルと、審査通過率を比較しました。
| 対象月(2026年) | 審査通過率 | |
|---|---|---|
| アコム | アイフル | |
| 4月 | 40.1% | 28.3% |
| 5月 | 39.8% | 27.8% |
| 6月 | 38.9% | 29.4% |
| 7月 | 37.3% | 28.7% |
| 8月 | 37.4% | 28.2% |
参照元:マンスリーレポート|IR情報|アコム株式会社(三菱UFJフィナンシャル・グループ) 、月次データ|ムニノバホールディングス
アコムは40%前後の審査通過率を維持しており、10人申し込んだら4人ほどが審査に通る計算です。
一方アイフルの審査通過率は30%を下回っており、単純に数字だけを比較するとアコムのほうが審査に通りやすい印象があります。
対象期間中の申込者数合計はいずれも40万人程度で大差はありません。
アイフルの個人事業主向けローンで審査に落ちても、アコムなら通る可能性があります。
しかし、アコムの審査が甘いのではなくそれぞれで審査基準が異なるだけです。
アコムで審査落ちした人がアイフルなら通るケースもあるため、どうしてもお金が必要ならアイフルにも審査に申し込みましょう。
アコムより金利が低い銀行融資のほうが審査は厳しい傾向
アコムの個人事業主向けローンの金利は12.0%~17.9%で、ローン商品の中では高い水準です。
無担保・保証人不要の個人事業主向けビジネスローンの金利をいくつか比較しました。
| ビジネスローン名 | 金利(年) |
|---|---|
| アコム ビジネスサポートカードローン | 12.0%~17.9% |
| アイフル 事業サポートプラン | 3.0%~18.0% |
| PayPay銀行 ビジネスローン(個人事業主向け) | 2.2%~14.0% |
| セゾン ビジネスサポートローン | 4.3%~13.0% |
| 日本政策金融公庫(小規模事業者・個人事業主向け無担保融資) | 2.45%~5.65% |
ビジネスローンのうち、限度額の範囲内で繰り返し借りられるカードローンタイプは金利が高くなりやすいです。
特にアコムやアイフルのビジネスローンは個人向けカードローンと金利が変わらず、多額の融資を受けると利息が負担になる可能性もあります。
低金利で融資を行っているのは、日本政策金融公庫です。
審査にあたり提出書類が多く、初めて申し込む人は企業概要書の提出も求められます。
事業歴がある人は2期分の確定申告書一式の提出が必要で、より慎重に返済能力調査を行うのが特徴です。
一般的に、審査が早く金利が高いほど審査には通りやすい傾向があります。
金利が高いほど利息は高額で企業側に入るお金も多く、一定の返済不能リスクも見込んだ上で融資を決めるためです。
金利が低いローンは金融機関側の利息による利益が少なくなるため、1件でも貸し倒れを出さないために審査は厳しくなります。
アコムは低金利の金融機関と比べて審査に通りやすい傾向にあるものの、借り過ぎると利息は膨らみやすいです。
借りるときは本当に必要な分だけにとどめ、事業用に多額のお金が必要なときは審査が厳しくても金利の低い融資を選びましょう。
個人の信用情報に傷があれば収支が安定していても審査落ちしやすい
事業の業績がよく確定申告書の所得が多くても、個人の信用情報に傷があれば審査には落ちやすいです。
収入の多さとお金を貸せる信用は別で、どちらの観点からも審査した上で融資できるかを決めます。
アコムに限らず、どの金融機関のビジネスローンでも必ず申込者の信用情報は確認され、審査への影響は大きいです。
個人向けローンで延滞中だったり、過去に債務整理をして新たな契約が厳しい状態だったりする人はアコムの審査も厳しいと考えましょう。
信用情報の傷を理由に、個人用ではなくビジネスローンに申し込んでも意味はありません。
アコムに限らず、各銀行や日本政策金融公庫でもローン審査で信用情報照会が行われます。
事業歴や申告内容に問題はないのに審査落ちする人は、自身の信用情報に問題がないか確認しましょう。
アコムの個人事業主向けビジネスローンでお金を借りたい人によくある質問
アコムの個人事業主向けローンでお金を借りたい人に、よくある疑問や質問をまとめました。
- 個人事業主でも普通のカードローンに申し込める?
- アコムのビジネスローンに担保や保証人はいらない?
- アコムなら審査に通りやすい?
アコムのカードローンは個人事業主でも申し込めます。
個人向けカードローンなら、希望額が50万円以下なら収入証明書は不要です。
ただし総量規制対象のため、確定申告した所得が少なければ借りられる金額はごく少額に限られます。
例えば経費を多く計上していたり、設備投資で前期だけ申告所得が少なかったりすると希望額の借り入れが不可能なケースも。
申告した所得が少ない人は、申込時に入力する年収も同じ金額である必要があります。
収入証明書の提出が不要だからと水増しした金額を入力すると、悪質な虚偽申告だとして審査落ちしやすいです。
個人事業主は一般的に収入が不安定だとみなされやすく、同じ年収の会社員や公務員よりも厳しく審査される可能性もあります。
個人事業主で申告年収が少ない人は、専用の審査体制が用意されている個人事業主向けのビジネスサポートローンに申し込みましょう。
アコムには担保が必要なローンを用意しておらず、ビジネスサポートローンも担保・保証人は不要です。
バレずにお金を借りたい人や、簡単な手続きでスピーディーにお金を借りたい人に向いています。
一方で以下に当てはまる人は担保ありのビジネスローンが向いている可能性も。
- 多額のお金を借りたい
- なるべく低い金利で借りたい
有担保ローンの代表例が不動産担保ローンです。
アイフルでは、事業サポートプランに不動産担保ローンを用意しています。
個人事業主のカードローンタイプでも最大2,000万円の融資が可能で、金利は3.0%~12.0%と上限も低いです。
銀行融資でも担保があったほうが金利は低く多額の借り入れに対応できます。
審査に時間がかかり手続きも多くなりがちですが、資金ニーズに応じて有担保ローンの利用も検討しましょう。
アコムの個人事業主向けビジネスローンは、銀行の低金利な事業融資と比べると審査には通りやすい傾向です。
しかし、個人事業主が申し込めば誰でもお金を借りられるわけではありません。
審査は必ず行われ、返済能力がないと判断されれば審査落ちします。
必要書類が少なく在籍確認の電話も実施されないため、多少金利が高くても簡単に申し込みを済ませたい人に向いているローンです。
100万円以下の借り入れなら、収入証明書の提出は確定申告書の第一表のみで済みます。
決算書だけでなく、事業計画書や見積書の用意も必要ありません。
最短当日中に審査は完了するため、個人事業主で早くお金を借りたい人はアコムのビジネスサポートカードローンに申し込みましょう。