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一人親方の保険は何に加入すべき? メリットや労災保険などの種類をプロが徹底解説

一人親方の保険は何に加入すべき? メリットや労災保険などの種類をプロが徹底解説

一人親方の方、もしくはこれから一人親方になろうとしている方にとって、一つの悩みとなるのが「保険」ではないでしょうか。

一人親方の仕事は建設業などを中心に、事故やそれに伴うケガのリスクが大きい仕事も多くあります。仕事ができず収入がなくなってしまうリスクが他の仕事より大きいのは間違いありません。

だからこそ保険に加入する重要性が他の業種より高いわけですが、では「どの保険に入るべき」なのでしょうか。

この記事では一人親方が入るべき保険について、細かく解説していきます。序盤で「まず何より優先して入るべき保険」についても解説していきますので、ぜひご一読ください。

一人親方の保険

一人親方が関係する保険を以下の一覧でまず紹介します。

保険の種類 主な補償内容 加入の優先度
労災保険(労働保険特別加入制度) 業務中・通勤中の事故・ケガ等の補償 ★★★★★(最優先)
国民健康保険 怪我・病気に医療費などの給付 国民の義務
傷害保険・医療保険 プライベートのケガ・病気の補償 ★★★☆☆
生命保険 死亡・就業不能の際に収入保障 ★★★☆☆
賠償責任保険 仕事中に第三者へ損害を与えた際の補償 ★★★★☆
自動車保険(業務使用特約) 仕事で車を使う場合の事故補償 ★★★☆☆
道具・資材の損害補償 仕事用の道具や機材の盗難・破損の補償 ★★★☆☆
国民年金保険 老後の年金・障害年金・遺族年金の給付 国民の義務
所得補償保険(民間) 病気やケガで働けなくなった際の収入補償 ★★★★☆

※加入の優先度は「一人親方にとってのリスクの大きさ」「保険の補償範囲と必要性」「業種や働き方による重要度」で当団体独自の指標となります。

以下から個別の保険・重視すべき保険に関して解説していきます。

一人親方そのものについては以下の記事で詳細を説明しています。

→ 一人親方について
→ 一人親方の開業

また、当団体では多様なサービスを用意して一人親方の労災保険をサポートしています。以下から詳細をご覧ください。

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一人親方がまず加入すべき保険【労災保険】

一人親方がまず加入すべき保険は何でしょうか。

国民健康保険は一人親方や個人事業主が国民の実質義務として入らなければなりません。では、一人親方が任意で入るべき保険の中で最優先は何でしょうか。

それが「労災保険」です。

労災保険の補償

一人親方の保険の補償範囲

労災保険は現場や通勤中の事故によるケガ、障害、死亡時等も補償する国が認めている保険です。

以下が一人親方労災保険で補償される主な補償になります。

給付の種類 内容 支給額・補償内容
療養補償給付 治療費の補償 治療費全額負担(自己負担なし)
休業補償給付 休業中の所得補償 賃金の80%支給(60% + 特別支給金20%)
障害補償給付 後遺障害が残った場合の補償 後遺障害の程度に応じた支給(年金または一時金)
遺族補償給付 死亡時の遺族補償 遺族年金や一時金の支給
介護補償給付 重度の後遺障害で介護が必要な場合の補償 介護費用を支給

費用は給付基礎日額(3,500円~25,000円)に応じた保険料が必要となります。当団体の費用に関してはコチラをご覧ください。

特別加入について

一人親方は個人事業主の扱いであり、会社員などのような「労働者」ではありません。

つまり一人親方は、本来「労働者のための保険」である労災保険の加入対象ではないということです。

ただ、一人親方の仕事の特性、ならびに業務状況が労働者に近いということもあり「特別加入」の形で労災保険加入が認められています。

特別加入は、労働局の認可を得た特別加入団体・組合に入ることで労災保険加入が可能になります。

労災保険の保険料は団体ごとに変化はありません。団体によって変わるのは入会金の有無や会費、サービス内容です。

以下、当団体の詳細になりますのご覧ください。

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一人親方は国民健康保険(義務)

会社員などであれば社会保険に加入することになりますが、一人親方は個人事業主なので、社会保険に加入することはできません。

一人親方は国民健康保険に入ることとなります。日本は国民皆保険制度がありますので、加入する義務があります。

健康保険は、ケガや病気に対し治療費などを給付する保険です。業務外でのケガをカバーしてくれます。

傷害保険・医療保険

一人親方の労災保険はあくまでも業務に関係するケガや障害に対するものです。プライベートでの事故や負傷は補償していません。

国民健康保険がその部分をカバーしていますが、補償内容や金額で不安を感じている場合には、民間の傷害保険・医療保険に加入することになります。

補償としては通院・入院・手術費をカバーしてくれるため、国民健康保険に上乗せする形となるでしょう。

生命保険

一人親方の仕事は危険が伴う場合も多いため、万が一の事故で亡くなってしまう・就業が不可能になってしまう場合もあります。そのような場合に保険金を受け取れるのが生命保険です。

一人親方が養う家族にとっては収入が断絶されるのは死活問題となります。そのような「もしも」のために、民間の生命保険に入るのも一つの手といえるでしょう。

賠償責任保険

一人親方の労災保険は、加入者本人のケガや障害に対し支給されるものです。

一方で、加入者が誰かをケガさせたり、誰かのモノを壊したりといった際の補償は一切ありません。例えば工具がぶつかって壁を傷つける、歩行者と接触してケガをさせるなど、そのパターンは多種多様です。

その部分をカバーするのが賠償責任保険です。個人で賠償をすると非常に高額になる場合もあるので、加入を考えるのは合理的といえるでしょう。

ただ、元請や自分の工具の破損などには補償がなされないなど細かく複雑なルールが敷かれている場合もあります。加入の際には内容をよく読んで理解しましょう。

自動車保険(業務使用)

一人親方は人によっては車で資材を運ぶ等の業務が発生する場合もあるでしょう。その過程で事故を起こしてしまう可能性もあります。その場合、自身の自動車保険を「日常使用」から「業務使用」に切り替えることができます。

頻度としては1週間のうち5日以上、1ヶ月のうち15日以上という日数が条件として設けられており、条件をクリアすれば業務使用にできます。

ただ、当然ながら日常の運転に使用するなら補償対象にはならず、保険料も変わってきます。よく確認して切り替えを行うと良いでしょう。

事業保険

一人親方の建設業、または職人の方々は、数多くの工具や資材を取り扱う場合が多いです。

仮にそういった工具や資材が盗まれたり機材が壊れたりした際、修理や買い替えの補償をしてくれるのが事業保険です。

ただ、こちらも補償対象にならない機材や工具も多いなど規定もあるため、契約の際にはその内容をしっかりチェックしましょう。

任意労災保険

一人親方の労災保険は、国が認めた特別加入によって入ることができるというのはすでにお話しました。

一方で「任意労災保険」も存在します。こちらは民間企業が提供する労災保険です。国の労災保険にさらに補償を上乗せる形での保険となります。

注意点は、任意労災保険は基本的に「国の労災保険の加入が前提となっている」ということです。任意労災保険だけに加入しても補償は得られませんので、基本的に一人親方には特別加入だけで十分です。

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一人親方が保険に入るメリット

ここまでは一人親方の保険について説明してきましたが、保険の種類も多く、内容も細かく分かれています。

それぞれに意義はありますが、加入することで一人親方として現場に入る際の安心感、ケガをしてしまった時の生活面の補償、家族の不安解消など、メリットは決して小さくありません。

また、未加入だと以下のようなリスクも起こり得ます。併せてご確認ください。

→ 一人親方労災保険に未加入だとどうなる?

まずは労災保険の特別加入をしよう

一人親方は、まず国の認可を受けた特別加入団体に入り、労災保険に加入しましょう。それだけでも前述したようなメリットや安心感を十分得ることができます。

特別加入をした上で、ご自身にとって必要な補償が他にあるのかじっくり検討するというステップが良いでしょう。保険によって補償内容は異なりますので、時間をかけて内容を確認することをおすすめします。

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一人親方は保険にマストで入ろう

一人親方には保険、特に労災保険の特別加入はもしものために非常に重要であると説明してきました。

他にも民間の保険が数多くあり、ご自身に合った保険、必要だと思われる保険に入って損はないでしょう。

一方で、特に民間保険はそれぞれの中身・規定が細かく、加入してから考えていたような補償がなく困る、という場合もあります。

保険料などはもとより、補償内容はしっかりと確認し、慎重に加入するようにしましょう。

 

投稿者プロフィール

一人親方労災保険連合会 浅井淳平
一人親方労災保険連合会 浅井淳平代表理事
いつもコラムをお読みいただきありがとうございます。
『建設業界を元気にしたい!』そんな思いで建設業に従事する方々が抱える問題点や悩み事に少しでもお役に立てれば幸いです。
【略歴】
・2011年 某外資系保険会社に入社
・2013年 労災保険特別加入団体の運営を開始
・2016年 大手生命保険会社100%出資代理店へ転身
・2024年 一人親方労災保険連合会【親方プラス】を設立 現在に至る
【趣味・特技】
キャンプ、つり、スキー、サッカー、ゴルフ…etc
 
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